航空宇宙工学の経歴を持つデザイナー、デザイン研究者。2019年にロイヤルカレッジオブアート(RCA)においてPhDを取得。RCA SHOW 2020(2020年度卒業展示)においては、パオラ・アントネリによるキュレーションA Sense of Humanity に選出。2020年10月、博士研究に基づいた単著「Designing Objects in Motion: Exploring Kinaesthetic Empathy」をスイスBirkhäuser社より出版。
東京大学工学系研究科航空宇宙工学専攻における学士および修士研究中より、小型自律ドローンPhenoxや小型芸術衛星ARTSATなどの航空宇宙関連のプロジェクトに従事し、同時に、PuwantsやHamon Clockなど、物体運動の詩的可能性を追求するインスタレーション作品制作を始める。
現在は慶應義塾大学にて人工物の動き・ふるまいの美学およびデザインへの応用性、および身体感覚との関連性について、実験と制作を通して研究を行う。アーティストでありデザイナーの青沼優介と、実験的デザインスタジオ Studio POETIC CURIOSITY を共同主宰している。
Miyoshi, K. 2018. Where Kinesthetic Empathy meets Kinetic Design. In: Proceedings of the 5th International Conference on Movement and Computing, 28-30 June 2018, Genoa. ACM, pp.32-35. (学会論文)